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ステンレスのNo.1&Only1
ソリューション企業を
目指す

ステンレスの流通で
循環型社会の発展に貢献

ステンレスは耐食性や耐熱性、加工性などさまざまな特性を持つ優れた鋼材で、建材や工場設備、自動車、電化製品など幅広い分野で使用されています。阪和工材は1951年の創業以来、販売数の増加とエリアの拡大を追求し続け、より広く多くのお客様にご利用いただくことで鋼板から条鋼類まであらゆるステンレス製品を揃える在庫力を持つとともに、全国に拠点を展開して迅速かつ安定的に提供できるネットワークを築き、さまざまな分野で産業の発展を支えてきました。

2024年度からは「ステンレスで社会を導く SUSティナブルカンパニー」をコーポレートスローガンに掲げています。ステンレスは、約90%という非常に高いリサイクル率を誇り、製造工程で使われる原料の約60%をスクラップが占めるという、SDGsの実現に大きく貢献する素材です。阪和工材は、ステンレスの流通拡大を通して、将来世代への負担を抑えながら循環型社会の発展に貢献することをミッションに、サスティナブル経営を推し進めています。

需要増大とニーズの
多様化に応える「創る専門商社」

ステンレスの発明から約100年が経過していますが、その歴史はまだ入り口にあると考えています。半導体製造設備や、アンモニア・水素といった新エネルギーの輸送・貯蔵設備など、これまでになかった分野にもステンレスが広く使われるようになり、その活躍領域はますます広がっています。

また日本では今、サプライチェーンの再構築を目指し、製造業の国内回帰が活発化しつつあります。イニシャルコストの軽減を重視した高度経済成長期とは異なり、今後はインフラ整備などの公共事業も含め、ライフサイクルコストを意識した投資が行われるようになると予想され、耐食性の高いステンレスへの需要はさらに高まっていくでしょう。こうした需要の高まりやニーズの多様化に対応するため、従来より一次加工を担ってきた関東の足利工場と関西の吉川工場に加え、2023年4月には兵庫県に小野工場を新設しました。さらに今後は加工部門を発展させ、「創る専門商社」としてさまざまな形状への加工ニーズに応え、付加価値の高い製品をお客様にお届けするソリューション機能を強化していきます。

開拓者精神で可能性を拓き、
新たな挑戦へ

阪和工材は、何より人を大切にし、人の力で成長を遂げてきた会社です。人材育成や環境整備には今後も特に注力し、新しい世界を切り拓いていける人材を育成していきます。失敗を恐れず事業の拡大に向けて挑戦するという、70年以上にわたり受け継がれてきたDNAは継承しながら、時代に応じて変化すべきところは柔軟に変化させ、人材の成長とともに組織の持続的な成長につなげていきたいと考えています。

社会情勢や環境問題からステンレスを必要とする産業分野は広がりを見せており、これまでになかった領域での活用も見込まれます。私たちは、前例を踏襲するのではなく開拓者精神を持って敏感に情報を察知し、ステンレスの新たな可能性を拓いていきます。そして、その価値を世に広く提供することでステンレスのNo.1&Only1ソリューション企業を目指します。

代表取締役社長田川 竜介